2016年09月14日

岡崎由美先生と行く山東武侠ツアー その6 8月21日

2016山東ツアーマップ

朝8時過ぎに曲阜のホテルを出てバスで出発。
バスの屋根に街路樹があたって音がする。葉っぱにしては音がうるさいと思ったら豆だった。
20160821a.jpg槐の豆
おそらく槐の木だろう。豆ではなく5月頃に咲く花を摘んで「蒸槐花」という料理にするそうだ。
トウモロコシの粉と混ぜて蒸したものを炒めるらしい。今回は旬ではないので食べられず残念。
曲阜市を出て高速道路で西に向かう。一面に広がるのはトウモロコシ畑だ。
20160821b.jpgトウモロコシ畑
45分ほどして今度は北へ進む。目的地のある東平県に入る。高速を降りると蓮がたくさん植えられている。
20160821c.jpg
蓮の実や蓮根の産地かもしれない。今は東平湖という小さめの湖くらいしか無いが、かつては周囲八百里といわれる沼沢地帯だったので、今もその影響が残っているのかも。

バスに揺られること1時間半。東平水滸影視城に到着。
20160821d.jpg東平水滸影視城
20160821f.jpg20160821h.jpg
東京ドーム6.5個分らしい。
20160821e.jpg演目表
アトラクションの時間とはだいぶずれている気がするが、まあ幾つかは見れるだろう。
ベテランだという影視城のガイドさんについて入場。
20160821g.jpg時間が合えばここでイベントだが
20160821i1.jpgどこかで見たような…
入ると大きな広場があり、宋代の町並みへと続いていく。
20160821i2.jpg20160821i3.jpg
よくある武器のオブジェだが、よく見ると主な水滸英雄の得物が並んでいる。だが本来長柄の武器ではない鈎とか鉄鞭などまで柄をつけているのでわけのわからないものになっていた。
鈎なんて刃のつき方が反対になっていて意味不明すぎ(ーー;)
20160821i4.jpg真ん中は鐘楼
20160821i5.jpg役所
20160821i6.jpg岡崎先生の解説
周囲八百里の沼沢地帯は黄河が大きく流れを変えたことで干上がり、今は見る影もない。
しかし、それが広い穀倉地帯が生まれることになったともいえるだろう。
水滸伝の時代は、陸路での行き来が困難なため梁山泊のような賊があちこちに寨を作って立てこもったのだろう。

20160821i7a.jpg魯智深
アトラクションでは演武も見せる魯智深の役者さん。でも他の時間は…
20160821i7.jpg着付け
子供にコスプレ衣装を着せたり武器を持たせたりと大忙しです。
20160821i8.jpg錫杖(月牙産)を持つ王さん
コスプレ用ではなく演武用で、多分10キロくらいはある。
20160821i8a.jpg黒旋風李逵の斧を持つ王さん
この斧も結構重い。でも王さんが持つとどっちも重そうに見えないか…。
20160821i9.jpg輪投げ
そんな中、ナニ陛下は輪投げのブタが気になって仕方がなかったらしい。
20160821j1.jpg20160821j2.jpg戦車
人力で動かし、丸い穴から槍を突き出して攻撃する。
20160821j3.jpg御龍坊
この付近で演武のアトラクション「大地英雄」というのをやっていたのだが、前まで行く頃には終了していた。
20160821j4.jpg自然の岩山
ここから謝霆鋒が飛び降りる撮影をしたらしい。「剣侠情縁」だろうか。

水滸英雄で一番人気は武松だそうだ。影視城でも武松関連のセットが多いそうだ。
その場所、文明鎮に入る。
20160821j6.jpg文明鎮
20160821j5.jpg軒下で
何かの撮影中で、よく見ると軒下で衣装を着た役者さんが休憩中。
20160821j7.jpg武松の兄・武大(武大郎)の家
20160821j8.jpg歓迎光臨
およそ似つかわしくない看板に、岡崎先生も激写する。
20160821j9.jpg20160821k.jpg
武松の部屋には、虎の皮や戒刀が置いてある。戒刀はもともと僧侶が袈裟の布を裁断するときのもので、殺生はいけないという戒めの刀なのだが、ドラマや小説で斬りまくっているところは見ても、戒められているシーンを未だに見たことがない。謎である。
あ、この微妙に可愛らしい虎皮はアマゾンでも買えます。ホワイトタイガーもあるよ!
20160821k1.jpg武大郎の家の二階
ここの窓から潘金蓮が顔を出したところを西門慶に見初められる。二階に上がるには別料金をとられるので上がらずじまい。
20160821k2.jpg王婆茶館
西門慶が王婆に金を渡して潘金蓮をここに呼び出したところだが、ここではお茶を飲みながらアトラクションを見ることができる。やっとまともに見られる出し物がきた!
20160821k3.jpg山東快書
演目表には「説書表演」とあった。内容は「宋江、閻婆惜を殺める」だ。岡崎先生によると、山東の方言がかなり入っていて聞き取りにくいらしい。私は全部わからないから雰囲気を楽しむことにした。
この講釈は、ただ語るのではなく両手の鳴り物を使いながら、独特の節回しをする。
竹の板をカスタネットのように使い、もう一方でシンバルのような妙鉢(みょうばち)のようなのでアクセントをつけていた。
これを「山東快書」といい、竹の板を使うので竹板快書ともいうらしい。
迫力ある熱演に拍手喝采され、岡崎先生はおひねりを渡していた。

そしてこの後、水滸影視城での真のMVPに出会うことになる。

つづく


posted by 八雲慶次郎 at 22:52| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 武侠 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/441932992

この記事へのトラックバック