2012年10月06日

岡崎由美先生と行く中国の旅2012 武当山武侠ツアー その5・山あり谷あり

8月26日早朝5時過ぎ。まだ薄暗い武当山山中は、少し音が気になるくらいに雨が降っていた。
6時半、朝食前の朝練の時にはほぼ雨は上がっていた。朝練の後はすぐ朝食、そして出発となるので道服に着替えなくてもいいという事だったので、そのまま行ってみると半数の方が道服だった。気合はいってるなあ。

2012年武当山武侠ツアーマップ
http://goo.gl/maps/JbBYg

2012bu022map.jpg武当山マップ

朝練は、ホテルの中庭というか広場のようなところで昨日のおさらいが中心。静かで清涼な山の空気を呼吸しているだけでも、体に良い気がする。混元功の効果も高くなりそうだ。
昨日教えてもらった動作の他に、足を動かさない状態での雲手もやった。やはり「放鬆」はわかっていてもやるのは難しい。「放鬆」は究極の奥義のひとつといって過言ではない。
1時間の朝練が終わる。今日は夕方にも総仕上げの練習があるらしい。その時には史飛先生が演武を見せてくれることになった。

2012bu053.jpg2012bu055.jpg2012bu054.jpg
朝食は、饅頭や肉まんやアンパン、おかゆに漬物など。ソース焼きそばに見えるものは、きなこのような味がするので聞いてみると、ごまペーストを使っているそうだ。

8時半にホテルを出発。紫霄宮前まで歩き南岩宮までバスに乗る。
2012bu056.jpg贔屓(びし)
紫霄宮前いたとぼけた顔の亀だが、贔屓(びし)という龍の生んだ神獣のひとつ。重きを負うことを好むといわれるため、石碑や石柱などの土台の装飾に使われていることが多い。武当山では「聖旨」を刻んだ石碑を背に負っているものがよく見られた。
バスで10分ほどで、このルートの終点の烏鴉嶺駐車場につく。ここから南岩宮へ歩いて行く。
ただ歩くといっても、道が付けられるところが限られる山中のため登ったり下ったりしながらぐるりと回って行かなければならない。このような険しいところに建物や道を作った人々の苦労は想像を絶するものがあるだろう。
もう一人のガイドに荷物を見てもらっておいて身軽になっていく。
2012bu058.jpg
2012bu059.jpg途中で練功する道士
2012bu060.jpg登ったと思ったら下る
2012bu061.jpg
碑亭。ここにも大きな聖旨を背負った贔屓がいた。
2012bu062.jpg
願掛けの赤い布が無数に巻かれている木。中にはどうやってこんなところに…と首をかしげる場所に巻かれているものもあった。赤い布は近くの店で売っている。
20分ほど歩いて南岩宮に到着。
2012bu063.jpg玄帝殿
南岩宮は以前は更に大きかったらしいが、1926年の火事で1/4くらいが消失してしまったらしい。
玄帝殿の脇を抜けていくと、そこには…。
2012bu064.jpg2012bu065.jpg2012bu066.jpg
有名な龍頭香が見えてくる。
龍頭香の下は断崖絶壁。ここから落ちたら命はない。過去に落ちた人が何人もいるため、十数年前からは手前の香炉に線香を立てるようになった。龍頭香の先には武当山の頂上が見えるはずだが曇っている。
両儀殿をはいり奥の天乙真慶宮に龍頭香はある。天乙真慶宮は元代に造られた古い建物。この絶壁に張り付いたような場所によく建てたものだと感心する。
元きた道を戻り玄帝殿の横にある建物でお茶をいただく。武当山はお茶の産地でもある。もう一方のルートの途中にある八仙観というところでは、傾斜地に見事なお茶の段々畑が広がっているそうだ。
最初に白湯を飲み、次に苦味のあるお茶を2杯飲んでから再び白湯を飲むと味が変わり甘く感じられた。他にも紅茶や白茶などをいただく。何人かがお土産にお茶を買った。
南岩宮から武当山頂上の金頂への登山道が続いている。ロープウエイができたため利用者は減ったが、途中に道観もあり普通に使われている。だいたい4時間半かかるそうだ。歩いて登るのがたいへんな人には、人足が担ぐ輿もある。ただし1000元かかる。

2012bu067.jpg倚天屠龍記などの看板がある
駐車場まで戻って来ると10時半。ガイドの邱チャン的には時間がかかりすぎて押しているらしい。
というのも今日の昼食は、ロープウェイ乗り場近くの中観という道観で、道士食をいただくことになっているのだが、本来は仕事が休みな料理人に無理を言って作ってもらうため、少し早めの11時頃に行く予定だった。
しかし、このあと太子坡の観光をしていたら時間に間に合わない。南岩宮から太子坡に行くバスの中でどうするかという意見を聞いた。
岡崎先生をはじめ、武当山に来て太子坡を見ずに帰るわけには、という意見が多く、昼食が犠牲になってもいいということで太子坡観光へ。
ガイドの邱チャンが、料理人に連絡して作り置きしておいても構わないので遅くなっても食べられるようにしてもらえるよう交渉した。もし無理なら、あとでおやつ程度のものになるが何か買ってくるつもりだったようだ。

11時過ぎに太子坡到着。正式な名称は復真観という。南岩宮のようなアップダウンはないので楽だ。
2012bu068.jpg2012bu069.jpg
2012bu070.jpg2012bu071.jpg2012bu072.jpg
赤い壁と曲がりくねった道が見覚えがある。武当山の代表的な建築物だ。
太子坡の太子とは朱元璋のこと。太子時代に勉強嫌いだった朱元璋が一念発起して、ついには皇帝にまでなったということで、それにあやかろうという子供連れの観光客が多い。
私としては五雲楼が見たかった。一柱十二梁という珍しい建築物だったので、太子坡に来たら是非と思っていたのだが残念。
我々はバスに乗り中観のある瓊台へと向かった。

次回 金殿は赤く燃えているか こいつは凄いぜ!!



ラベル:武侠ツアー
posted by 八雲慶次郎 at 15:59| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 武侠 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。