2012年07月03日

王重陽が定めた10の罰則

武当山ツアーの前に、道教ネタを少し書くことにします。

武当山は道教聖地として有名です。多くの道教門派がある中でも、全真教は現在でも大きなものです。
先に書きましたように、張三豊は全真教に入門しています。
その全真教の開祖・王重陽が定めた10の罰則というものがあるので紹介します。全真七子や弟子たちもこれを守って生活していたのでしょうね。

1.国法を犯したものは、道観から追放される。
2.金品を盗み、目上の者に贈ったものは、衣服と椀を焼き捨てられ、追放される。
3.是非を論じて堂衆を騒がしたものは、鞭で打たれたあとで追放される。
4.酒を飲む、女と遊ぶ、金銭をむさぼる、怒る、肉を食べる、のうちひとつでも行ったものは追放される。
5.悪賢いもの、怠惰なもの、嫉妬するもの、ごまかすものは、追放される。
6.狂ったような行いをし、傲慢で規律を守らないものは、食事を1回抜かなければならない。
7.大声で話したり、乱暴な仕事をするものは、香を差し出さなければならない。
8.怪しげな話や馬鹿げた話をしたり、理由もなく外出したものは、油を差し出さなければならない。
9.仕事に集中しなかったり、仕事をきちんとしなかったり、怠けたりしたものは、茶を差し出さなければならない。
10.軽い罪を犯したものは、平伏しなければならない。

…射雕とかを読んでいると、本当に守っているのやら心配になります(^^;
特に丘処機とか、丘処機とかww
追放されないまでも、毎日のようにメシ抜きにされてそうだなあ…ってイメージにしてしまった金庸先生の責任か(^^;




ラベル:武侠 武侠ツアー
posted by 八雲慶次郎 at 20:31| 兵庫 🌁| Comment(5) | TrackBack(0) | 武侠 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
10こ、全部やったことがある!
Posted by 木苺 at 2012年07月04日 17:03
とりあえず、お香と油とお茶をご用意下さい(^^;
Posted by 八雲慶次郎 at 2012年07月04日 21:24
あ、2番だけはやってなかった。
Posted by 木苺 at 2012年07月06日 18:52
私も思わず、Qちゃんの受ける罰則は~と(^^ゞ
本当に、金庸先生って……(^▽^;)

ちなみに、8で差し出す油って、食用油でしょうか、お灯明の油でしょうかね?
(怪しげな話の類は、聞くのも語るのも大好きで(笑)
Posted by rei★azumi at 2012年07月07日 10:53
>木苺さん
「衣鉢」は焼かれずにすみましたねw

>rei★azumiさん
この話は「全真清規」というものに書かれているのですが、原文では「罰油」とだけあります。前後関係からおそらくは灯明用と思われます。
来週岡崎先生とお会いするので聞いてみようかな。


ついででなんですが、金庸武侠小説に関する意識調査のアンケートにもご協力お願いします!
Posted by 八雲慶次郎 at 2012年07月07日 12:08
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