2016年11月01日

岡崎由美先生と行く山東武侠ツアー その10 8月22日

2016山東ツアーマップ

20160822a01.jpgホテルから見る泰山
武侠ツアー4日目、いよいよ泰山に登る。これ以上無いくらいの好天に恵まれた。
一行は8時過ぎにホテルを出発。ロープウェイの乗り場へと向かう。
下から歩いて登ることも可能だが10時間かかるらしい。その場合、大抵が山頂近くで一泊してご来光を拝む日程だ。しかし、我々は明日帰国なのでそうも行かないのでロープウェイ利用だ。けして歩いて登るのがしんどいからではない、と言いたいところだがしんどそうだからいやだ。

泰安の街は宿泊施設など泰山観光の客のための店や建物が非常に多いそうだ。
調べてみると2015年の泰山観光客数は589.8万人に達したそうだ。10年連続の大幅増だという。
そりゃホテルだらけになるはずだ。
50分ほどもかけてバスがついたのが泰山の裏側(北側)にある泰山桃花峪游人中心というバスターミナル。
20160822a02.jpg
ここからは一般車は入れず、専用のシャトルバスで移動する。
桃花峪は泰山の麓の景勝地で見どころも多いようだが、泰山に登頂するのが最優先なのでパスしてロープウェイ乗り場へ。
桃花源索道(ロープウェイ)は、頂上の玉皇頂に一番近いロープウェイだそうだが、降りてから階段800段は登るらしい。
20160822a03.jpgロープウェイからの眺め
10分ほどで山頂駅に到着。さすがに外界より5度くらいは涼しい。
まずは下からず〜〜〜っと続く階段の到着する南天門に向かう。
20160822a04.jpg南天門から下を望む
予想以上に階段を登ってくる人が多かった。岡崎先生も以前階段を10時間かけて登ってきたことを思い出し感慨深げでした。
20160822a07.jpg20160822a06.jpg天街
山の上とは思えない賑わいの天街。登山客の宿や食事の店が集まってできたこの街の起源は古く、なんと宋代にはすでにあった記述が残っている。

ここで360°画像
泰山天街付近360°画像

このあたりでもすでにかなりの絶景だ。
20160822a09.jpg
20160822a08.jpg五岳を表す石碑
20160822a07.jpgまだここから800段
20160822a10.jpg
周辺の岩壁には様々な文字が様々な時代に刻まれています。

階段を登っていくと碧霞祠があります。
20160822b01.jpg碧霞祠
20160822b02.jpg
泰山の上では、なかなかこんな晴天がないので布団も干してありましたw
碧霞祠は、あの全真教の聖地でもあります。最初に建てられたのは宋代。祀られているのは碧霞元君で、正式には「東岳泰山天仙玉女碧霞元君」、通称で泰山娘々とか泰山老母などいろいろな呼び名があります。
その出自も、東岳大帝の娘、黄帝が遣わした玉女、漢代の石玉葉という女性が昇仙した、などいろいろ。
なんにしろ古くから信仰されているのには間違いありません。
ここにも乾隆帝の扁額があります。

碧霞祠で一息ついた後、更に進むとそそり立つ岩壁・大観峰またの名を唐摩崖があります。泰山での大きな見どころです。
20160822b03.jpg唐摩崖
もとはこの目前に東岳廟があったが取り壊されたらしい。
なぜ唐摩崖かというと、726年に唐の玄宗皇帝が封禅したときのことを記した「紀泰山銘」が特に有名だからだ。
20160822b04.jpg紀泰山銘
キンキラキンなのは派手にするためではなく、文字を保護するためらしい。
玄宗皇帝がこれを刻んだところには、もとは漢代の文字があったらしいが削ってしまったらしい。なんともったいない、というか無謀なことをするものだ。
20160822b05.jpg微かに下にあった文字が見える
「紀泰山銘」は成田山書道美術館に巨大な拓本が展示されている。
20160822b06.jpgこちらは乾隆(以下略
唐摩崖を過ぎるといよいよ頂上が近づいてきた。道が狭くなってきたので観光客がひしめいている。
なにやら人だかりがあると思ったら…
20160822b07.jpg五岳獨…
人が多くて見えないが、有名な「五岳獨尊」の石碑。
ここを過ぎれば頂上の玉皇頂は目前である。

つづく





posted by 八雲慶次郎 at 21:12| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 武侠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする